米国OSHAのプロセス安全マネジメント(PSM)導入時に各企業から出された課題を受け、より効果的にPSMを実施し、その有効性を監視する仕組みの構築と運用を目的に、AIChE/CCPSにより、リスクに基づき策定されたRBPSガイドラインの完訳。 特に化学産業においては、日本国内だけでプロセス安全の改善を考えることはあまり意味がなく、国際基準のPSMの理解が必要不可欠である. PSMは企業として安心してビジネスを行うために不可欠な技術そのものであり、日本が世界をリードするようになるためにも必携の書である。 本書では、PSM を 四つの柱(ピラー)と 20 のエレメントに分類し、それぞれに概要、...